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留学の心得

留学って何でしょう?
読んで字の如く、"海外に留まり勉強すること"です。
そんなこと誰でもご存知でしょうが、それってとても大変なことです。
日常生活になんの不自由もない日本にいてさえ、勉強するのはとても大変。それが、言葉も習慣も違うところで、数々の不安とストレスを抱えながらさらに勉強するのですから。

それでも、いいえ、それだからこそ、意義があると思いませんか?
私も かつて住んでいたイギリスで私もたくさんの失敗をし、たくさんの事を教えられました。だからこそ、留学をお勧めしたいと思うし、反面、お勧めしたくないとも思います。

世間では、「たった1、2週間のしかも語学学校へいってただけなんて留学とは言わない」などといわれますが、私はそれも留学だと思っています。
もちろん学問を修めることはできないとしても、旅行だけでは得ることのできなかった様々なことを肌で感じ、学んでいると思うからです。

また、留学といえば若い世代だけの特権のように思われがちですが、私はもっともっと大人の方にも参加していただきたいし、実際、語学学校にもシニアコースを設けているところもあるのですから、リタイア後の余暇を利用して、などと言う留学がもっともっと増えればいいと思っています。

反面、心配もあります。現地で会った日本からの留学生の中には、すでに目標も無く、だからといって帰る場所もなく、ずるずると違法な滞在を続け最後には、現地の精神科のカウンセラーのお世話になって、強制的に帰国させられたり・・・。 という例も稀ではありません。

そこで、今までお問い合わせ頂いた質問や、私の経験から、楽しく実りある留学のためにお役に立つかも?しれない事を集めてみました。
ご参考になれば嬉しいです♪また、ご意見、ご感想をいただけると、管理人がとっても喜びます ^^

どーして留学なの?

これは、つい先日頂いたメールの中のワンフレーズです。
「そー言う疑問もありか ^^」 と再認識させていただいたので私見ですが、留学を選択する理由とその可能性について・・

まず、専門分野の勉強又は研究にあたり、先方から請われたり、専門の技術を求めての留学。
これって、目的も行く先も定まった「留学の王道」なので可能性や方法については説明するまでもなく、また、私如きが案内するレベルに非ず・・ということで説明は割愛 ^^

上記以外については、 大学、大学院への留学、語学留学、キャリアアップ留学、ワーキングホリデーも含めて、留学が必要かどうかは、自分が「留学したいか、したくないか」の問題ではないかと、私は思っています。
なぜなら、広く一般に開かれている海外の学校、つまり特殊な或いは高度な技術や資格を入学条件として必要としない海外の学校で受けられるレベルの学問ないしは技術の習得は、日本国内で努力を怠らず勉強すれば、十分可能だと思うからです。というよりは、国内の方が生活全般に不自由なく、しかも旅費等の余分なコストがかからない分だけ効率は高いはずです。
それでも、留学を選ぶとすれば、その理由は自分が行きたい(留学したい)、海外という異なる環境を体験してみたいから・・ではないでしょうか?
少し乱暴な理由付けのようにも思いますが、誰にでもあるチャンスだからこそ、安易に行けば(留学すれば) なんとかなる、のではない事を心に留めておいて頂けると嬉しいです。

語学留学ってどれくらいの期間で喋れるようになるの?

良くあるお問い合わせでおご返答に困る例 その1 ^^
一般的に英語の知識があり、留学期間中にしっかり勉強すれば、はじめの一ヶ月で聞けるようになり、3ヶ月くらいからは会話が成り立つ程度までは進めると言われています。
但し、 「一般的に英語の知識があり」とか、「語学留学でしっかり勉強すれば」というのがミソで、その真偽のほどはダイエットの広告に「一ヶ月で3キロ痩せます」のキャッチコピーのようなものです。
私の経験と、現地で出会った留学生の方の様子からですが、目安として、中学校卒業程度の英語を習得して、英語検定4級程度の英語の力があり、フルタイムの語学学校のコースを欠席せず、宿題もこなして、3ヶ月で日常会話、半年で英文の手紙を書いたり自分の考えの一部を伝えることができる程度、1年でビジネス英語の入門、専門課程に進みたければそれから、というペースの方が多かったようです。
自分の目的にあわせた留学期間を選びましょう。

余談ですが、言葉というのは不思議な物で、習うより慣れることで上達します。上記の目安は勉強としての語学で、語学留学の面白さはこの「慣れる」事にあります。ただの知識でしかなかった英単語が、生活に密着して、使わざるを得なくなった時、頭の中で言葉として生まれ変わります。私の経験ではそれはある日突然やってくる・・そんな感じでした。
私の初めての海外生活はイギリスでしたが、到着して1週間は、現地の人の言葉は雑音のようなものでした。1週間が過ぎた頃、単語が時々聞こえるようになった事に気がついた後は目からウロコ状態で聞き取りができるようになりました。しかし・・聞こえるのと、喋るのは別物で多少時間がかかりましたが・・・留学の良さは言葉として英語を使う環境にあるのかもしれませんね。

留学先によって英語は違う?

俗に言うお「国なまり」 と言うものは確かにあります。学校で習う英語はおおむね同じですが、それでも、資格試験で言えば、イギリスはケンブリッジ検定やIELTS(アイエルツ)が一般的ですが、アメリカ、カナダはTOEFLがほとんど、オーストラリア、ニュージーランドは、少しイギリスよりと言うところでしょうか。現地の大学へ進学した意場合は、現地で最も評価される検定を選ぶべきですが、帰国して資格を役立てたいと思うなら、TOEFLが評価されやすいでしょう。

実際の会話について言えば、『お国訛り』はあります。
そのことを感じるのは、3ヶ月以上の滞在をして、ネイティブの言葉がわかるようになってからです。
私の場合はイギリスでしたので、とあるレストランで、店員の女性の言葉がなんだか聞き取り難く感じて、同行していたイギリス人に聞いてみたら、「オーストラリアの子じゃないの」との事でした。もっと痛切に感じたのは、イギリスから旅行でフロリダへ行った時のこと、レストランでも、バスの中でも、さっぱり聞き取れません。当時の私はイギリス滞在1年目、結構自信はあったのですが、駄目でした。同行した友人はオーストラリアに2年、イギリス滞在6年のつわもの、彼女には聞き取れていたようです。

どの国の言葉が標準と言う決まりはないし、英語がしっかり自分の言葉になれば、 「訛り」も克服できるようです。
とはいえ、私にとっては今でも、もっとも理解しやすいのは、イギリス英語のようですが・・ ^^

留学先の学校はどうやって選べばいいの?

良くあるお問い合わせでおご返答に困る例 その2 ^^
というのも、違法だったり、特殊な目的がない限り、留学生を受け入れる語学学校のプログラムには国ごとに基準があり、コースの内容や受け入れ条件に顕著な違いはありません。ただ、学校によって目的が違い、短期間の留学や、語学プラスαのコースに重点を置いている学校と、進学や資格取得ののコースに重点を置いている学校とでは学校の雰囲気が違う・・事はあると思いますので、自分自身の想像する留学をまず考えてみてください。

留学斡旋会社のカウンセラーに相談すれば適当な学校をチョイスして下さるとは思います。が、自分で探したい方のために・・
その違いを見分けるポイントは学校のホームページやパンフレットのコース表の最短留学期間を探してみてください。留学期間が最短2週間とか、入校日が毎週月曜と提示されている学校は、短期間で、留学の楽しさを経験したい人向きだと言えます。もちろん、その学校でしっかり勉強できないという事ではありません。逆に、年に4回位しか留学生の入学日がなく、留学期間も最低12週間という学校もあります。目的によって選び分けると、環境も整いやすいと思います。

ここでまた、余談、留学カウンセラーと言えども全ての国、すべての都市に滞在した経験があるわけではないのです。ましてや、学生として過ごした経験となれば、良くて2校から3校です。もちろん、在職中は語学学校から来るパンフレットは随時勉強し、学校の方とも会うし、研修で学校を訪問もします。それでも得意不得意はあるものです。やはり自分が長く滞在した国には詳しいし親しみもあります。なので、私の場合イギリスへの留学希望の方にもっとも適切なアドバイスができたように思います。逆に、どの国へ行きたいか、決まっていない方とお話すると自然とイギリスをお勧めしたりしていました。
すべてお任せする前にちょっと勉強してみましょう ^^

日本人の少ない語学学校ってあるの?

よくある質問のひとつですが、留学生の国籍はどの学校もほぼ同じくらいの割合を保つよう努力をしてはいますが、多少の偏りはあると思います。
パンフレットや、ホームページには、日本からのの留学生は2~3割程度と書かれていることが多いようです。が、一クラスあたりの留学生の国籍の割合を表示している学校は少ないものです。
ポイントは、自分が在籍する事になるクラスの日本人の割合も学校全体の割合と同じだと想像するところにあります。
語学学校のクラスは留学生の英語の力によって決まります。
つまり、 日本人ばかりクラスに振り分けられたと言うことは「貴方が日本人留学生の平均的な英語能力だった」ということです ^^

ここで質問、語学学校には、どんな国籍の人が多いでしょう?
多くの方が語学留学される場合の語学の対象は「英語」 です。と言うことは、少なくとも英語が母国語の国の方はいらっしゃいませんよね?
なおかつ、英語を勉強したいと思うと言うことは、英語を話せることによって多くの利点がある国の方が多いということです。
具体的に言えば、フランス、ドイツ、イタリア等の方ももちろん、英語が母国語ではありませんが、ヨーロッパの比較的近い場所にイギリスが位置しているせいで、英語に慣れていますし、国内でかなり勉強する環境が整っています。
それに比べて、アジアの国々はどうでしょう?全く違う文化と言葉で興味もあり、英語が話せることによるメリットは日本より大きいはずです。つまり、語学学校の留学生の多くはアジアや、南米、東ヨーロッパの方が多いのです。

クラスが日本人留学生ばかりだから、英語の勉強ができないわけではありません、でもせっかくだから日本人の数が少ないクラスで効率よく勉強したい方には、留学前に少し頑張って英語の勉強をして置くことをオススメします。
最低限、高校入試程度の英語をこなせれば、違ってきます。

ちなみに、私は最初のテストで、中級クラスでした。8人のクラスメートに日本人は私ともう一人。でもその時の私はとても喋れると言う状態ではありませんでした・・が、多少読み書きが得意だったのが幸いしたようです。
留学を決めてからでも遅くはありません、ラジオの英会話や、学生時代の教科書でも良いのです。自分なりの方法で留学準備の一つとして、ちょっとでもお勉強しましょう ^^

留学先での滞在方法による違いは?

滞在方法の種類はおおまかに、ホームステイ、学生寮、一人暮らしに分かれ、その内容については、留学先での生活/滞在方法でお話していますので、ここでは留学の種類別にその特徴と選択のポイントをお話してみます。

注意:ホームステイにはボランティア・ホームステイとペイイング・ホームステイがあります。その違いについては、留学先での生活/滞在方法/ホームステイの種類でご覧頂くとして、これ以降、ここでお話するホームステイとは、ペイイング・ホームステイを指しています。

ホームステイ

語学留学で最もポピュラーな滞在方法ですね^^
ホームステイの良さはなんと言ってもその価格にあります。もちろん国毎、条件毎に値段は違いますが、平均的に見てホームステイの滞在費は一週間あたり\15,000~\20,000、料金だけで言えばホテルやベットシットの滞在よりはずいぶんお得で、それだからこそ、旅行と比べて長期間となる留学にふさわしいのだともいえます。
また、留学の楽しさは海外での暮らしを体験することでもあり、その意味でも海外の家庭に滞在する形のホームステイは留学向きでしょう。
ただし・・良いことと悪いことは常に隣り合わせで、よそ様の家庭に滞在することは、長期間になると不便に感じる事も事実です。
そこで、短期間(1ヶ月~3ヶ月程度)の留学で、海外での暮らしが始めての方の留学ならホームステイが最も効率が良いというのが私の私見です。
もっと長期の留学や、ワーキングホリデーなどの方も、スタートの1~3ヶ月はホームステイで現地の生活習慣を学び、その後の滞在先選びをされる方が効率が良いのではないでしょうか?

学生寮

最近希望が多くなってきた学生寮、これもタイプは色々なのですが、その内容ついては、留学先での生活/滞在方法/学生寮をご覧下さい。
学生寮を希望される方のほとんどは、ホームステイだと好きなことができない、気楽に過ごしたい、学生気分を味わいたい等の理由が多いように、学生寮の良さはその自由さにあると思います。
ホームステイでの「他所様のお宅に滞在させて頂いている」状態 が好きでない方、食べ物の好き嫌いが多い方にはむいていると思いますし、学生同士のお友達に恵まれるチャンスもあるとは思います。
注意すべき点は、学生寮は数が少なかったり、夏休み中の利用だけに期間が限られていたりしますので、予定は早く立てたほうが良いかもしれません。

おまけの余談
学生寮は日本語訳で、留学のパンフレットには、ドミトリー、レジデンス、スチューデントホテル、など呼び名は様々です。
また、語学学校の専用の学生寮には、ユースホステルのようなタイプのものもあります。学生同士の交流のある学生寮を想像していったら、全然違ってたと言うのは、現地で良く聞いたクレームでした。
学生寮を申し込まれる時は、どのスタイルなのか確認されることをオススメします ^^

一人暮らし

文字通り一人で住む場合と、何人かで共同で生活する場合両方を含めて「一人暮らし」と纏めてみました。
現地で独立して生活するという意味合いで同じ分類という事です。基本的な説明は留学先での生活/滞在方法/一人暮らしをご覧下さい。
一人暮らしの良さは学生寮よりもさらに自由であることでしょう。自分だけのスペースを確保できることは、やはり魅力的です。
ただし、自由さの反面責任もかかってきます。全くの一人暮らしの場合は、契約・や解約、電話や光熱費の支払い、大家さんとの折衝など雑用も増えます。留学の場合、短期間で一人暮らしを始めたい場合は語学学校のお世話になるのが一番の早道ですが、コストは高くなるし、3ヶ月以内の留学の場合、不自由さばかりが目立って私としてはオススメではありません。
長期の留学の場合は、ある程度、留学先での生活も理解し、言葉も使えるわけですから、得る所は大きいといえます。

おまけの余談
一人暮らしを計画した場合、多くの方は費用の点で「シェア」 という形での共同生活になることが多いようです。留学の場合、語学学校の掲示板や、学生同士のコミュニティでお部屋を探すケースが多いのですが、ここでちょっと、提案 ^^ というのは、留学生同士の共同生活って学校の続きのような気がしませんか?もちろん、それだって良いのですが、少し手間と時間をかけて、現地の新聞や、情報誌でお部屋探しをしてみましょう。結構間借りやシェアメイト募集はあるものです。せっかくの留学、留学生だけでなく違う広がりが見つかるかもしれませんよね。

留学のホームステイ先、事前の希望はできるの?

先にお話した、ホームステイの種類にもよりますが、語学留学に利用されるペイイング・ホームステイの場合、申し込み時にある程度の希望ができます。
ほとんどの場合滞在の申し込み用紙で希望可能な項目をチェックできます。
希望できる項目は・・

  • 一人部屋か相部屋
  • 食事付きか食事なし
    一般に朝・夕2食、朝食のみ、食事無しの選択ですが、留学先によってはランチのサンドイッチまで含む所もあります。
  • ペットの有無
  • 食事の内容
    これはアレルギーなどの症状がある場合や、ベジタリアン等の習慣のある方のためのものです。単なる好き嫌いの場合は必ず認められるとは限りません。
  • 喫煙の許可又は不許可
    喫煙者の方は自室のみ喫煙OKとか言う場合もありますので、要確認 ^^
    上記以外にも、子供のいる家庭希望とか、語学学校からの距離などの希望を受けてくれる学校もあります。

逆に希望しても受け入れられないのは、人種や宗教、職業や地位、婚姻暦や年齢等の人権にかかわる項目です。
料金の対象となるもありますが、そうでないものもありますので、しっかり確認して、ホームステイを楽しみましましょう。
ホームステイ滞在中の注意事項はホームステイでの注意事項をご覧下さい。

おまけのお話
残念なお知らせですが、留学のホームステイ先には「当たり」と「ハズレ」があります ^^
というのも、心地よく滞在できるかどうかは、気持ちの問題が大きく作用しているからだと私は思います。とても不安で寂しがりの方にはちょっとおせっかいなくらいのホストマザーが「当たり」ですが、できるだけ自由に過ごしたい方には、夕食は一緒に食べましょう・・って言うご家庭は「ハズレ」だからです。
だからと言ってあきらめる必要はありません。ホームステイ先は現地へ着いてからでも変更を申し出ることができます。もちろん、必ず変更ができるわけではありませんし、料金を伴う場合もありますが、まずは学校のカウンセラーに相談してみましょう。

留学の現地サポートって必要?

サポートと言うのは形のあるものではありません。たとえば航空券や語学学校の授業や留学期間中の滞在費は留学の必須アイテムですが、現地サポートは安心を得るための付加価値の買い物だと私は思います。
この付加価値は利用する人の価値観で効力に増減があるように私は思うのです。
何かあっても現地サポートを頼んでいるから大丈夫、と言う安心感で楽しく過ごせると言う人もあれば、現地サポートを頼んでいる事が油断になってしまう人もあるからです。
実際外国にいて、日本語で相談できると言うだけで、不安から開放される方もあるようですから、そういった意味ではサポートも有効だと思います。

そこで、提案です。
留学時にサポートを必要とする時ってどんな時でしょう?少し探せば、それぞれに解決方法があるものです

滞在先(ホームステイ先・寮)に不満があったら

語学学校で予約した滞在先の場合、留学生のカウンセラーが相談にのってくれます。もともと学校が手配した滞在先ですから、その問題点を解決することは、今後のためにもなるわけで、ひどい我侭でないかぎり、変更や改善は可能です。また、言葉が不安であれぱ、日本人カウンセラーのいる学校を選ぶ事もできます。

病気や事故等の事が心配

このホームページのトラブルにあったらのページで各々の対処方法についてはご案内しています。トラブルにあったら/病気になったら/パスポートをなくしたら/泥棒にあったらをご参照ください。
で、現地サポートはの利用をするのかって言えば・・「ちょっと風邪を引いた」 くらいなら、留学生同士の情報で売薬でも良いし、学校のカウンセラーに相談しても良いし、サポートのお世話になることはないですよね?
もっとシリアスな場合で病院へ行きたい時は、留学生保険の現地ヘルプデスクをに連絡して、保険の使える病院を確認したり、最寄の病院を教えてもらうこともできます。
次に事故や盗難の場合、ポイントなのは、トラブルにあった時と言うのは、急を要する場合ですから、現地のサポートセンターが自分の滞在先のすぐ近くにあり、いつでも助けにきてくれるなら、もちろん現地サポートの方が心強いでしょう。 けれど、留学斡旋会社の現地事務所は全ての国り全ての都市にあるわけではなく、現実に事故にあった時には電話で相談しながら自分で対処することになります。これって、留学生保険のヘルプデスクに電話するのとあまり違いませんよね? そして、かかった費用(病院や事故の費用)は、保険に入っていれば、保険会社別に請求、保険に入っていなければ自己負担です。
もちろん、留学生保険ですべてがOKとは行かないでしょうし、現地サポートサービスならではのこともあると思います。
私の意見としては、短期滞在なら現地サポートは必要なし、長期の場合でも自分が留学する場所のすぐ近くに、現地サポートのオフィスがある場合はちょっと考慮・・くらいが良いと思います。
語学学校や、留学生保険のサービースを確認して、重なるものは省くとちょっとお得ですよね ^^

おまけのお話
留学の時はクレジットカードを利用される方が多いですよね?現金は危険だし、利用されることを私もお勧めします(決してカード会社の回し者ではありません^^) で、このクレジットカード会社のヘルプデスクも結構便利です。
それこそ、最寄の病院から、レストランの紹介、旅行や劇場の予約なんかもして下さいます。 留学の出発前に、カード会社のサービスもちょっと調べてみましょう♪

留学中のお小遣い or 生活費はどれくらい必要?

私がカウンセラーをしていた頃は、「だいたい一ヶ月3~5万円 」とご案内していました。
これは、ホームステイ(朝・夕2食付)をした場合の必要経費が3万円、残りは時々食事したり、映画を見たりくらいのお小遣いの金額で、旅行や、お土産の買い物等などは別勘定です。
もちろん、土地柄や滞在の方法によって上記が当てはまらない場合もありますが・・・
必要経費に含まれるものは

  • ホームステイ先から学校までの交通費
    ホームステイ先から徒歩で通えるのは、田舎に多く、都市を選択すると交通費もばかになりません。ホームステイ先や学校を選ぶ時に、ちょっと考えてみましょう♪
  • 昼食代
    田舎のホームステイ先では、サンドイッチ程度の昼食をランチボックスとして持たせてくれるホームステイもあります。
  • 生活備品購入
    ホームステイの場合嗜好品(お菓子・果物・飲み物・) などは自分で購入する決まりの事がほとんどです。滞在先によっては、シャンプー等洗剤類も別々の場合もあります。
    また、文具や電話代 もちろん自己負担です。

短期留学の場合は必要経費よりお小遣いの方が多くなる場合が多いですが、長期留学の場合は節約方法は結構ありますね ^^

一人暮らしをする場合は部屋代+上記必要経費+食費(3食分)+光熱費なのでもう少し必要ですね。

留学に限らず、お小遣いは人それぞれ・・留学の目的にあわせてと言うことで目安程度ににはなったでしょうか?

留学中のお金の管理はどうするの?

短期留学の場合はちょっと長めの海外旅行の要領で、多少の現金、トラベラーズチェック、クレジットカードで大丈夫。私はホームステイ中は常にもって歩くのは現金とクレジットカード、トラベラーズチェックは滞在先のスーツケースに入れておいた気がします。。。

長期間の留学の場合は金額も嵩むし、家において出かけるのは無用心なので、銀行の口座を開くことになると思いますが、最近は国際キャシュカードがかなり普及しているようですので、預金の引き出し だけに使うのなら、国内で、海外でも使える口座を開いて出かけると良いでしょう。詳しくは、留学の準備の海外送金・預金管理をご覧下さい。

留学先での銀行の口座開設は国によって条件は様々ですが、まずは確定した住所と身分証明が必要です。語学学校に通われる場合は、カウンセラーに相談してみてください。学校で紹介状を出してくれる所もあります。小切手や、クレジットカード付きの口座は審査があり、留学生にはすぐにとはいきませんが、預金の出し入れ程度のの口座は簡単に開けます。

おまけのお話
私はイギリスでスリにお財布を抜かれたことがあります(ーー;
地下鉄の切符を買った時にはあったのですが、2駅ほど乗り、待ち合わせの美術館で入場券を買おうとした時にはもうありませんでした。あわてて銀行へ連絡し、すぐに出金を止めてもらうまで約1時間でしたが、一日の限度額目一杯の500ポンドを引き出されていました。
もちろん届けは出しましたし、保険にも入っていましたが、当然帰ってはきませんでした・・トホホ
そこでオススメです。注意していてもスリや引ったくりに会うことはあります。銀行の口座を開設する時の引き出し限度額はなるべく小さめにしましょう ^^