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ホームステイの種類

ホームステイは現地の家庭に滞在することだと言うのはほとんどの方がご存知のことだと思いますが、それにも大まかに分けてボランティアホームステイとペイイングホームステイの二通りがあります。ここでは、その二つに分けてそれぞれの特徴と留意点をご案内してみます。

ボランティアホームステイ

ボランティア・ホームステイは各種団体がボランティアでホームステイを受け入れて下さる家庭を募るもので、アメリカ留学の際に良く聞かれる言葉です。
青少年の文化交流のためにボランティア活動の一環として行われるもので、もちろん無償で学生を受け入れています。
ほとんどの場合未成年が対象ですが、学生であれば大学生でも可能な場合もあります。この際注意すべきは、ボランティアで受け入れていただいているという意味を考慮するこどで、ホームステイ先へのリクエストは難しい場合がほとんどてす。

ボランティアでホームステイの注意事項としては、受け入れ側がボランティアであることを認識しておくことは上でもご案内しましたが、では具体的にはどのような配慮が必要かというと、家族の一員としての役割を果たすことでしょう。
お部屋も、例えばそのお宅の子供と同じ部屋だったりすることもありますし、食事ももちろん一緒です。
家族での行事も一緒ということになりますので、積極的に参加しましょう。また、これは各家庭によっても違いますが、家族の一員ということはそれなりの役割がありますので、食事の用意、後片付け、お買い物等などはおし付けられたと考えずに、少なくとも自分の始末くらいはすすんでするようにした方がよいでしょう。

また、滞在中にステイ先の変更を願い出る方も少なくないようですが、その理由によっては認められない場合もあります。たとえば、同行した他の学生の家庭に比べて自分のステイ先の方が自分から見て恵まれていない。等といった理由です。
起こりがちなトラブルなのですが、家庭によっては、宗教上日曜は教会以外どこへも行かない家庭もあれば、日曜ごとに、あちこちへ出かける家庭もあり、その違いで不公平だと感じる方もあるようですが、どちらも、その国を学ぶにあたって不都合な事ではありませんので、変更の理由としては認められません。

少し厳しいことをご案内しましたが、だからといって、ひどく我慢したりする必要はありませんので、不当だと思われる場合は、ためらわずに主催者側のカウンセラーに相談しましょう。
たいていの場合お互いの理解の不足からくる誤解がもとになっているようですので、思い悩む前に現地のカウンセラー、もしくは斡旋業者に相談することが、限られた滞在期間を最も有意義に過ごす方法でしょう。

ペイイングホームステイ

ペイイング・ホームステイは、語学研修などでは最もポピュラーな滞在方法です。滞在にあたりある程度の料金を支払うもので、通常申し込みから手配までを学校側が行います。

この場合、手配側の学校により程度は違いますが、ある程度のリクエストが可能です。
たとえば、シングルルームの指定、子供のいる家庭への滞在希望、学校からの通学時間の希望などは、ほとんどの場合可能です。 ボランティア・ホームステイとの違いは、料金を支払う事ももちろんですが、受け入れ目的が違うことです。

ボランティア・ホームステイは上記でもご案内しましたが、滞在することで、その国の習慣、風俗を学び、交流を深めるためのものですので、家族の一員として滞在することになりますが、ペイイング・ホームステイはどちらかと言えば、下宿に近いものです。
もちろん、夕食や、休日などは同じ家で過ごすのですから、一緒にするわけですが、家族で出かけたりする場合に必ず誘って頂けたりするわけではありません。場合によっては、一人で休日を過ごすこともありますし、夕食も同じように一人のこともあるでしょう。
反面、自由もあり、希望すれば食事を別々に取ることもできますし、自分のペースで勉強も遊びも計画することができます。

心がけたい、注意事項としては、下宿のようなものと言っても、支払っている金額はさほど高額ではないわけですし、ステイ先の方は家政婦さんではないわけですから、自分のことは自分でしましょう。たとえば、食事のテーブルの準備、跡片付けのお手伝い、自分の部屋の掃除、自分の衣類の洗濯などは、当然と考えておきましょう。

ボランティア・ホームステイに比べれば、自由な形のホームステイですが、特に語学の勉強に行かれる方にとっては、実際に聞く、話すを実践できるのも、ホームステイの良いところです。
積極的にお手伝いや、食事の時間を利用して学ぶだけでなく、使うことを心がければ有意義な滞在になるのではないでしょうか。

また、滞在先に関するトラブルは、この場合学校側のカウンセラーが担当しています。
できれば、自分で話してみて解決を心がけるのが良いのですが、ボランティア・ホームステイより多少は変更も自由ですので、学校側のカウンセラーに相談しましょう。
また、斡旋業者を利用して留学を決められた場合、あまり問題が解決しないようであれば、そちらへ相談することも可能です。

実際の注意事項はホームステイでの注意事項をご覧下さい