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学生寮・一人暮し

学生寮

ホームステイに次いでポピュラーな滞在方法として挙げられる学生寮にも二通りがあります。
一つは大学、高校などの学校が運営する学生寮と、語学学校などが運営する学生寮です。
どちらも学校が学生のために運営すると言う意味では同じですが、一方は大学、高校のキャンパス内または近隣に位置し、大学、高校の設備を利用できるため、かなり充実した環境となります。
また他方は、留学生のために設けられた施設であり、語学が不充分な場合の対処などに優れた点があります。

一般的に、大学、高校の学生寮は語学留学の際には利用できないのが普通ですが、正規の学生の休暇中などを利用して開放しているところもあります。
また、アメリカでは大学と提携した形の語学研修のコースも数多くあり、学生寮の一部をそのために開放している学校もあります。 まずは正規留学の方の学生寮の利用について、ほとんどの場合大学は学生寮を設けていますが、高校、中学については、私立の高校以外は学生寮はない場合が多いようです。

高校・中学の学生寮については、学生とし認められた場合はほとんど入寮可能ですが、大学の場合はかなり早めの申し込みが必要です。
学生の数だけの寮の設備があるわけではありませんので、入寮を希望する場合は早めの申し込みを心がけましょう。

次に語学学校の運営する学生寮について、大半は語学学校が自分の学校の生徒のために設けた施設で、一般的に大学・高校の学生寮に比べてアットホームな造りになっています 。
ただしこちらも数は少なく、利用にあたっては早めの申し込みが必要です。また、その語学学校専用の寮と言うよりは学生用のホテルと言った形の施設を寮という呼び方をしている場合もありますので、申し込みに際し問い合わせが必要でしょう。
こちらは、長期にわたる寮の閉鎖はあまりなく、一年を通して希望すれば滞在することが可能です。(全てではありませんので必ず事前に確認して下さい)
学生寮については、注意事項は入寮に際して各々説明がなされますし、その決まりは学校の規則によって様々ですのでここでの記載は省きました。

最後にひとつ、語学留学を希望の方へ。語学は学ぶことももちろん必要ですが、使うことも大切です。気楽な寮生活または、後に述べるアパート等への滞在も悪くは有りませんが、当初はより現地の人と交流の持てるホームステイも語学の習得には有効なのではないでしょうか?

一人暮し

留学も長期に渡ってくると、自分の場所が欲しくなることもあり、また大学などの場合で寮への滞在方法以外の滞在をしたい場合考えられるのが自分で、お部屋を確保して住む方法です。
項目名は”一人暮し”としましたが、友人同士でお部屋を借りたりする場合も含めてここでご案内して行きます。

まず、留学生の場合自分で不動産を買うことはないと思いますので、借りることを前提とする場合、自分一人で借りる方法と、お友達と共同で借りる場合があります。
その国に住宅事情によってもかなり差はありますが、少なくとも、イギリスやオーストラリア、ニュージーランド等には日本のように学生用の1ルームマンションのような大きさの物は少なく、コストも高くつくようです。
たいていの、アパート(フラットとも呼ばれます)はベットルームが二つ以上、リビング、ダイニングのスタイルです。
通常家の造りを簡単に説明する時に日本では、「2LDK」等の呼び方をしますが、海外では「2ベットルームフラット」等と表現されています。
そのため、一人で使うには広すぎたり、料金が高かったりするので、友人と共同で借りるというパターンが多いようです。
このように共同でお部屋を使うことを”シェア”と言います。

一人暮しを始めようとして、張り紙、広告、タウン紙などを見ているとよくこのスタイルの掲載が目に付きます。予算の限られた留学生の方には良い方法かもしれません。そこで、このシェアでお部屋を利用する際の注意点を少し。
方法は二つ、一つはすでに誰かがお部屋を利用していて、シェアメイトを捜している場合。もう一つは自分で、あるいはお友達と一緒にお部屋を探す場合です。 まずは、シェアメイト募集をしているお部屋に入居する場合。
注意したいのは、どの程度の期間お部屋を使うことができるのか、借主は誰になっているのかと言うことです。
自分は途中から入居するわけですから、本来の建物の所有者との契約はシェアメイトを募集している人のはずですが、良くある事故では、契約者と住んでいる人が違っていて、お部屋の修繕等の際にトラブルになるケースがあります。

また、シェアメイトを募集している人が契約者でない場合、本来の契約者とのお話ができていないわけですから、突然の立ち退きや、契約解除でお部屋を出なくてはならないことにもなります。
面倒でもその点だけは確認して入居を決めるようにしましょう。 次に、自分でお部屋を借りる場合について・・・。
お部屋捜しのポイントはいくつかありますが、まずは、近辺の治安と、交通の便、次ぎにお部屋の条件(暖房の種類・鍵が二重ロックになっているか・度の程度の設備を備えているかなど)、留学の場合、転勤などで、本格的に引越しをするわけではないので、ある程度備え付けの家具のあるところを選ぶ場合が多いので、何と何が含まれているのかをあらかじめ確認しておきましょう。
イギリスの場合家具付のお部屋が多く、その場合、ベット・洗濯機・掃除機・冷蔵庫・クローゼット・デーブルセット・ソファー程度は整っています。次ぎに、契約の条件をしっかり確認しましょう。たとえば、壁や、扉、床、備え付けの家具に入居前から損傷があった場合など、それらを確認して入居しないと、退去の際にその修繕費を請求される場合があります。原則として、備え付けの電気製品などの修繕は家主さんの負担の場合が多いですが、それらも確認した方が良いでしょう。 お部屋またはお家の広告の記載例です。

  • bd(bedroom) ベッドルーム
  • rec(reception) 応接間
  • ch(central heating) セントラルヒーティング
  • fun(furniture) 家具付
  • dep(deposit) 手付金、敷金
  • pw(per week) 週当りの家賃
  • pcm(per calendar month) 一ケ月当りの家賃

実際の契約に当たっては、できれば現地の人に契約書を確認してもらってから、サインして料金を支払うようにしましょう。