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プリ・オリエンテーション

トラブルにあったら

ここでは、実際に生活するにあたって注意したい、最低限のルールをご案内してみます。心にとめておけば余分なトラブルが避けられるのではないでしょうか。

病気になったら

旅先で、留学先で病気になったら・・・。これは結構不安です。
まず、風邪などよくある軽い病気でお医者様にかからない場合、売薬で済ませる場合は、もちろん処方詮を読むのは当然としても、始めて飲む場合その分量に気をつけましょう。
特に女性や体格のあまり大きくない方はまず、記載されている量より少なめに服用することをお勧めします。
錠剤やカプセルなど、分量の決まっているものがほとんどですので、少なめに飲むことができない場合 面倒でもお医者様にかかり、お薬を頂くようにしましょう。
なぜかといえば・・、これは私の経験ですが、たまらなく胃が痛み売薬のペインキラー(痛み止め)を服用したときのことですが、もともとあまり体の大きくなかった私が、大人用の分量を服用したためでしょうが、痛みは止まったものの、こんどは、フラフラしてまっすぐ歩けなくなりました。
その上、薬が切れたときの吐き気や気分の悪さはひどいものでした。あとで長くイギリスにいらっしゃる方に聞いた所では、どうも分量が多いらしく、なれるまでは良くそんな事があるとのことでした。体力に自信のある方は売薬もOKですが・・。

次ぎにもう少しシリアスな場合。まずは、お医者様へ・・。
その際必ず出発前に加入した留学生保険または、海外旅行傷害保険の証券を持参しましょう。
この証券でキャッシユレスで診察が受けられる事も多くあります。万一証券を持参しなかった場合は、その場で実費を支払い帰国後に保険会社へ請求することになります。
いずれにしても、かかった費用の領収書は必ずもらいましょう。  万一保険に加入していない場合は、全て実費となります。
かなり高額になることは覚悟しておきましょう。また、言葉が不自由な場合は、保険会社を通して通訳をお願いすることもできます。事故、または疾病で、やむなく入院が必要になる場合などは、学校側と相談して、帰国の手続きをとることもできます。
迷わずカウンセラーに相談しましょう。

留学中は決して楽しいことばかりではありません。特に長期の留学を計画されている方は、渡航後1ヶ月目くらいからがストレスも蓄積されやすく、不安定な時期です。渡航後しばらくの期間に使えるくらいの常備薬を用意していくのも一つの方法です。
留学生保険・海外旅行傷害保険等の保険はできれば、加入して出かけましょう。
また、加入した際には、その利用方法、条件など必ず詳しい説明を確認しましょう。

パスポートをなくしたら

海外でパスポートは命の次ぎに大切なもの、とは良く言われること。  自分の身元を証明できるたった一つのものです。
なくさないのが一番ですが、万一なくしてしまったら・・。
まずは警察に届けましょう。そしてその次に再発行の手続きです。最寄の日本領事館の場所を調べて、そこへ問い合わせてみましょう。たいていの場合、領事館には日本人または日本語の話せる人がいますので心配せずに、紛失の届と再発給手続きの方法について確認しましょう。
以前は戸籍抄本や住民票などが必要でしたが、最近はパスポート番号で、日本と連絡がとれるようです。そこで、パスポートの番号は出発前に必ず控えておくこと。
最も良いのは、パスポートのコピーを2・3部用意して、別々の場所に保管しておくことです。また。
再発給にあたって必ず写真が必要ですので、パスポート用の写真も予備を持っておくと良いでしょう。
再発給にかかる日数は、領事館の場所よによって多少違うようですが、イギリスでは帰国日が迫っている時などは、書類がそろえば1日か2日で再発給ができるようです。
(祝祭日がかかっている場合は除いてですが)
再発給には費用がかかりますが、場合によってはその費用が留学生保険、海外旅行傷害保険でカバーされることもあります。
その際には警察への届けが証明として必要になります。また、保険会社によっては主要都市に相談窓口があることもありますので加入の際に確認しておくと良いでしょう。

各国の日本領事館のリストはこちらでご覧いただけます。
国名をクリックして下さい。

各国の日本領事館のリストはこちらでご覧いただけます。
国名をクリックして下さい。

イギリスアメリカカナダニュージーランドオーストラリア

泥棒にあったら

泥棒には出来るだけ合いたくないもの、一番たいせつなのは注意して避けることです。
特に一年以内の留学生の場合いは、自分一人で住む可能性はあまりないでしょうから、お家に入る泥棒より、町で出会うスリや引ったくりなどに注意しましょう。
また、夜遅くに一人で歩いたり、危険な地域へ不用意に行ったりということを避けるのも一つの方法です。
よく言われるのは、不幸にもそう言う人に遭遇したら、”すぐに持っているものをすべて渡すこと”です 。
日本でも最近は物騒な話が増えていますが、アメリカに比べればかなり治安の良いイギリスでさえ、指にはめていた指輪を惜しんだために手首から先を切り取られてしまったと言う話もあるくらいです。現金を多く持ち歩かないのも良い方法ですが、あまりに持っている金額が少ないと。腹立ち紛れに、または、隠していると疑われて危害をこうむることもあると言われます。
物取りの場合は抵抗せずに身の危険と引き換えだと思ってすべて差し上げましょう。
また、クレジットカードや、キャッシュカードも一緒に盗難にあった場合、一番はじめにキャッシュカードの差し止め、次ぎにクレジットカード、警察はその後でも大丈夫です。
私はイギリスでスリに会いキャシュカード入りのお財布取られ、そのことに気づいて、銀行に連絡するまでのわずか2時間の間に1日の限度額一杯を引き落とされていました・・・。
こうしたことの対抗策として、銀行の口座には引き出しの1日の限度額を少なめに抑えたカードもありますし、現地の人達は、カードよりもチェック(小切手)を良く利用するようです。
またパスポートの時と同じく、すばやいカード差し止めのためにはカード番号、発行年月日、緊急連絡先などは必ず控えておきましょう。そこで、不幸にして、そう言った事態に出会ったら、事後に必ず警察へ届けましょう。
お金や貴金属が戻ってくる可能性はほとんどありませんが、この届出が保険金請求の際の証明となります。
現金は原則として保険ではカバーできませんので、品物だけですが・・。